ということで、実際、私が経験した「大変だろうと予測していたけれども、それ以上に大変だった準備期間」のお話を、もしかしたらこれからイタリアで外国人との結婚をご検討されている、という方の心の準備のために?!参考となるかもしれないのでご紹介させて頂きます。(但し、相手の国、お住まいの場所、時期などにより状況は大分異なると思いますので、あくまでご参考程度に...)
1. 日本側の手続き
1-1. 日本から戸籍謄本 1部を取り寄せる。
1-2. 在ミラノ日本総領事館にて
- 「Nulla-osta」1部(結婚具備証明証: ボローニャのComune(市役所)でPubblicazione(結婚の公示)を申請する際に必要。)
- 「Certificato di Nascita」1部(出生証明証: 在ミラノアルバニア総領事館で夫のNulla-ostaを申請する際に必要。)
を申請。(各資料 7.5ユーロ。申請の際には、パスポートの提示が必要。戸籍謄本は発行から3ヶ月間有効。)
1-3. 3営業日後に在ミラノ日本総領事館へ再度出向き、資料の受領。
(委任状があれば、夫(この時点では婚約者)が代理で受領することも可能。)
1-4. Prefettura(県庁)にて上記2つの書類を公的なものとして証明してもらう(Legalizzazione)。
(手続きのため、各資料につき14.62ユーロのMarca da bollo(収入印紙)が必要。)
※在ミラノ日本総領事館にて「Certificato di Nascita」を申請する際に、「婚約者の「Nulla-osta」を在ミラノアルバニア総領事館で申請するために必要」と言っても「アルバニア側に対して書類を申請するのは、イタリアでの結婚が成立してからでしょ」と言われ理解してもらえなかったので、多くを語らず必要な書類を申請しましょう。
※領事館から遠くにお住まいで、申請と受領の2度もミラノに足を運ぶのが大変という方は各種証明書の申請は郵送にて対応して頂くことも可能です(FAXでのやり取りが必須となります)。受領の際は本人、もしくは代理人が直接総領事館に出向く必要があります。但し、結婚具備証明証に関しては本人が、申請、もしくは受領のどちらか一度は必ず領事館に足を運ぶ必要があるとのことです。
2. アルバニア側の手続き
2-1. 以下の書類を持って、在ミラノアルバニア総領事館にて「Nulla-osta」手続きに必要なための書類を申請。
- 妻の「Nulla-osta」、「Certificato di Nascita」(どちらもLegalizzatoされたもの原本。Legalizzatoされた日付から3ヶ月間有効。)
- 妻のパスポートのコピー
- 夫のパスポート(原本)
(「Nulla-osta」はボローニャのComuneでの手続きに必要なため、コピーを行った後返還してもらえる。「Certificato di Nascita」は徴収。)
2-2. 「Nulla-osta」申請のために必要な書類を即日発行。
2-3. 2. の書類をアルバニアの市役所へ持って行き、アルバニアでのPubblicazione(結婚の公示)を実施。
(約10日間程度。←この程度っていうのがあいまいで、ちゃんと決まっていない模様...)
2-4. Pubblicazioneが終了したという書類をアルバニアから受け取り、再度、在ミラノアルバニア総領事館へ赴き、「Nulla-osta」の申請、即日発行。
2-5. 「Nulla-osta」をPrefetturaに持って行き、公的なものとして証明してもらう(Legalizzazione)。
(手続きのため、各資料につき14.62ユーロのMarca da bolloが必要。)
3. ボローニャでの手続き
3-1. Pubblicazioneの手続きをするために、ComuneのUfficio dello Stato Civile - Sezione Matrimoniにてアポイントメントをとる。
3-2. 指定された日に、以下の書類を持って、Pubblicazioneを申請、同時に結婚式の日取りを決定する。
- 2人のパスポート(身分証明証)
- Legalizzatoされた2人の「Nulla-osta」(Lagalizzatoされた日付から6ヶ月間有効。)
- 14.62ユーロのMarca da bollo 3つ
3-3. 約15日間のPubblicazione実施。
3-4. 以下の内容を確定するための書類を、ComuneのUfficio dello Stato Civile - Sezione Matrimoniに提出(FAXでも提出可)。
- 結婚式の日程
- 財産分与方法
- 結婚式当日にComuneに駐車できる車のナンバープレート(3台まで可能)
- Webカメラでの結婚式の録画を希望するか否か
3-5. 約15日間のPubblicazione終了後、予定された日程で結婚式の実施。
※Pubblicazioneに関しては、私達の場合、12日の午後一で手続きをしたため、13日から公示が開始し、公示開始日から15日目である27日以降であれば結婚式を挙げられると言われました。なので、12日の午前中に手続きができてたら、26日以降で挙式が行えていたと予測されます。
とまぁ、うまくいっても夫と私双方の「Nulla-osta」を受領するまでに、1-2. 1-3.&2-1, 2-4と3回はミラノに行かなければいけないのに、MilanoのPrefetturaは火曜日から金曜日までの9時から11時までしか開いていないので、遠方からだと1-3と2-1は同日にするのが難しく...(+1回)。 また、一度発行してもらった夫の「Nulla-osta」に記載された情報が間違っていたりして再発行が必要で、その手続き方法などを聞くために総領事館に電話をしても、夏休みなのか電話もつながらず...(涙)。ローマのアルバニア大使館の知り合いに電話をして手続き方法を聞き、対応のためにミラノに行ったらそうではない...と言われ...(+1回)、ボローニャのComuneでアルバニア側から言われたことを伝えても「そうではない...」と言われ板ばさみ...。
業を煮やして再度、ミラノの在ミラノアルバニア総領事館に直接行ってみたけれど(+1回)、5時間も外で待ってやっと中に入れてもらった挙句、担当者がアルバニアでの会議でいなくて何も出来ずにとんぼ返りしたり...(再出直しで+1回)。と、なにやらかんやらで、8回か9回(もう、数えていられないくらい!)夫はミラノに通いつめていました...。
その他、アルバニアで再手続きをする際に、一度は、私の書類(「Nulla-osta」や「Certificato di Nascita」)がLegalizzatoされてから3ヶ月経っているから「無効」と言われたり(結局、義理父がアルバニアの市役所の責任者と知り合いで掛け合ってもらったら大丈夫になった...。その間、私の両親は戸籍謄本を本籍地に取りに行くために頑張ってくれたり...結局必要なかったんだけど...)、アルバニアに早く確実に資料を届けるために奔走したり...と、本当に数え切れないくらい沢山の人の協力を得ながらやっと揃った「Nulla-osta」。
この書類が揃ってからのボローニャでの手続きはびっくりするぐらいすんなり! 一つの機関で手続きができると、Comuneの対応もそう悪いものでもない。けれども、色々な国や機関(機関内でも対応する側の役職にも依存する)が介在すると、それぞれに言うことが異なり、何が本当に正しいのか分からなくなります。そして、ひしひしと日本の市役所の対応の丁寧さを感じます。でも、こうやって日本じゃ「ありえないだろう!!!」と思うような経験を重ねることにより、人って強くなれるのかもしれませんね(笑) 多分、好む、好まざるを問わず、イタリアに住んでいる日本人は、日本にいる日本人より「忍耐力」が養われていると思います。あと、「こうあるべきだ」とか言う「あるべき論」は通用しないというある種の「あきらめ」も。
でも、大丈夫。何があっても「本当にやりたい! 成し遂げたい!!」と思っていたら、時間がかかったり、当初想像していたようなルートと全然違うようなことになっちゃうかもしれないけど、きっとやり遂げることができると思うので♪ イタリアで外国人との結婚を考えていらっしゃる皆さん、結婚までに大変な時間がかかってしまうかもしれませんが、負けずに頑張ってくださいね!! 応援しています!! その大変さを乗り越えられたら、その「愛」はきっと本物のはず!!
タグ:手続き
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ご結婚おめでとうございます☆☆
ご夫婦お二人のいつも協力し合っている姿がとても素敵です。無事イタリアでの全手続きを終えられてよかったですね☆お疲れ様でした!
私の彼も完全なるイタリア人ではないのでおそらく私も(もしこのままうまくいけば。笑)まりさんの踏んだような手続きが必要になるんでしょうね〜!うー、おそろしや。。。
是非参考にさせていただきます☆
ありがとう〜!! 本当に無事に式を挙げることができて安心しました。
夫もほっとして式終了後は貝のように眠っていました...(笑)
それにしても、あやこちゃんのところ、Origineはイタリアじゃないけど、国籍とかは完全なるイタリア人(かつ、ボロニェーゼ)だと思っていたんだけど違ったのかな? いずれにせよ、このままうまくいってボローニャに来ることを祈ってるよ〜!! いつでも力になるわ〜!!